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内宮に祀られる神々
2011年 03月 10日
⑥伊雑宮(いざわのみや・皇大神宮別宮)
祭神は、天照坐皇大御神御魂(あまてらしますすめおおみかみみたま)。恒例・臨時の祭祀、官幣奉納の儀など、すべて皇大神宮に準じて行われます。ご鎮座は、皇大神宮が鎮座の後、倭姫命が供えものの耕地をこの地に求められたとき、土地の豪族:伊佐波登美命(いざはとみのみこと)が奉迎し、此処に神宮を営んだのが起源とされております。 毎年6月24日に行われる御田植祭(おたうえさい・おみた)は、大阪の住吉大社、千葉の香取神社とともに、日本三大御田植祭として有名です。当日は、田の中で泥んこになりながら大扇を取りあいし、女の子に扮した少年が田舟に乗り太鼓を打ち、笛や太鼓にあわせて早乙女が早苗を植えます。最後に、田楽に合わせて神田から神社の境内まで踊り込んで行きます(国の無形文化財)。古来からの華やかな行事が繰りひろげられます。 御師が活躍した時代、磯部だけの御師がいて、御田植の御田祭(みたさい)にちなんで、農業の神様としての信仰を全国に広めました。その当時の案内記に次のように書かれています。『磯部本郷にて泊まるべし。翌日、五智、白木、松尾、岩倉、船津を過ぎて鳥羽に出る。但し、船津畑茶屋より船に乗るもよし、又、磯部より青峯(峰)へ巡りて鳥羽へ行くには山田村より登るべし』と。 しかし、伊雑宮の経営は苦しく、当時の鳥羽藩主:九鬼氏や内藤氏との間にしばしば紛争がありました。内宮を出て伊勢道路を経由して約20km離れています。近鉄:志摩磯部駅から約1200mです。
by ikawazukbr
| 2011-03-10 13:37
| 伊勢神宮
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